個別の状況把握をするリハビリテーション

当社はリハビリに特化したデイサービス、訪問看護、訪問鍼灸のマッサージを提供する事業者として、デイサービスが3箇所、訪問看護ステーションと訪問鍼灸マッサージが1箇所ずつ、川崎市中原区、横浜市鶴見区、そして相模大野に事業所を構えています。

 

当社の特徴はひとことで言うと「個別の状態把握をするリハビリテーションサービスの提供」です。 リハビリの専門職である理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を配置して、そのリハビリ専門職がしっかりと評価分析をして、一人一人に合ったトレーニングメニューを提供しています。

 

例えばマシンのトレーニングは既製品の服を着せられているのと一緒なんです。自分が服に合わせて着るしかない。だけど一人一人の評価分析をした個別メニューでのトレーニングというのは言わばオーダーメイドのスーツ着用するのと一緒です。吊るし物ではなくあなたにぴったり合う服を作りましたというのと同じことなんです。結果が全然変わってきます。

評価分析をもとにゴールを設定して、個別メニューをスタッフと一緒にやって、覚えたら自分でやる。そうしたら次のメニューを専門職が作って一緒にやって覚えたら自分で…ということを繰り返して行くことでどんどん改善して行って、複雑な運動が出来たり、日々の運動が安定してスキルアップを図れるようになっている感じです。

リハビリのイメージチェンジをしたい

うちを選んでくださっている利用者さんは「もっと良くなろう」という目的で来ている方が多いので、ケアマネジャーさんもこの人はリハビリを頑張りたい人だからトータルリハーブを紹介しようという形でご紹介いただて見学にいらっしゃるので、その辺のミスマッチはないですね。

 

動くことで転倒のリスクなどがあるので、他所ではすぐに止めちゃう場合があるのですが、うちはとにかく動いてもらうようにします。そうすることで、今はここまで動ける、または動けないのですぐに寄り添って付きわなければいけないなど、それぞれの状態の正しい判断ができるのです。

危ないからじっとしていてもらうという方法は私たちは取らないですね。

 

リハビリのイメージって痛いとか辛いとか厳しいとかあるじゃないですか。私はスポーツ的なイメージでリハビリやりたいんですよ。

「動かないな、痛いな、辛いな」というところも皆で楽しく盛り上がってやっちゃおうというような感じで。皆で動くムードを作ってやれれば、もっと前向きに楽しくリハビリに取り組んでもらえるかなって。リハビリのイメージチェンジをしたいなと思っています。

私が小学校の時に母が体を悪くしていて、肩が痛くて腕が上がらないほど全身の具合が悪い時に、何もしてあげられないのが悔しくて、ある鍼灸マッサージの先生のところに連れて行ったんです。そしたら良くなったんですよ。「この先生何やったんだろう、治しちゃったよ!」と思って、そこからこの仕事って良いなと思い始めました。

 

その後、姉が看護師になり、リハビリテーションの病院で働き始めたんです。私も当時高校生になっていましたから将来どうしようかと、そこで姉の病院に見学に行きまして、リハビリという仕事を初めて目にしてとても興味を持ったのですが、当時まわりの大人から鍼灸マッサージの学校へ行くことを勧められました。

理学療法士になったきっかけは「母」

そして3年間、鍼灸マッサージの学校で東洋医学を学んだんですけど、やはり当初学びたかった理学療法士の勉強もしたいという思いから卒業と同時に入学という形で夜間の理学療法士の学校に通って、昼間は病院で仕事をしながら学びました。

 

理学療法士の学校で学び始めて「人の身体への理解が一層深まった」と思いました。東洋医学だけでは患者さんに納得してもらうのは難しいというのが私の中にあったんです。そこで理学療法という現代医学的な解釈も織り交ぜて多面的な見方で治療、説明する方が患者さんも理解しやすく、納得してもらえるだろうと思いました。

人の身体への理解が一層深まった

青年海外協力隊として、ジャマイカへ

卒業して2年間は理学療法士として勤めていた病院で働いていたのですが、2年後の自分の身の振り方もある程度決めていました。それが青年海外協力隊に行くということでした。青年海外協力隊のことは学生の頃に見た理学療法士の業界誌知り、とても興味を惹かれました。

今いる場所から離れて、一度外からこの日本という国を見ないとダメだな思っていて、学生の頃は海を見に行っては「この海の向こうには違う国があるんだよな、いつか必ず行ってみたい」と思っていたんです。

それで理学療法士として(協力隊の)試験を受けたら受かりまして「じゃあ行こう!」と。

派遣先はジャマイカだったのですが、3週間ほど大きな病院で研修のした後に派遣先の病院のスタッフとして理学療法士の仕事に就きました。

正直帰ろうと思ったことは何度もありました(笑)言葉の壁、文化の壁ももちろんありましたがそれ以上にジャマイカは、医療レベルが日本と比べてかなり低く、身体の土台というか患者の状態がそもそも良くないんです。、やはり自分たちの仕事というのはちゃんとした医療レベルのもとにやらないと結果出せないんだというのがよくわかって、自分の力では根本的にどうしようもできないという経験もしました。

 

また、最初の頃はまだあまり英語が得意でなく、言葉が命令形になっていて全然人が動いてくれなかったんです。それに気がついて、何にでも「あなたがやる」ではなく「俺たちで一緒にやる」という風に伝えるようにしたんです。そうしたら、だんだんと皆が心を動かしてくれるようになったんですね。 その経験から、一緒に取り組むことで心が通うということの重要性を痛感しましたし、私たちのリハビリの取り組み方のベースになっています。

挫折のなかで見えてきた、確かなこと

トータルリハーブ設立

帰国後、戻ってきたら一緒に仕事しようと言ってくれた友達がいたので、まずはそこで働きました。

その後、別の会社に移ってリハビリの訪問の仕事に入って行きました。そこの社長さんが今でも仲良くさせてもらっているんですけど、何というか、人想いというか、才能を伸ばしてあげよう機を見てチャンスを与えてあげようとしてくださる方だったんです。

 

そして数年後に「小野口くん、そろそろ独立してやったらいいんじゃない」と言われて、自分の中でも青年海外協力隊の時に現地の仲間たちと「僕は帰ったら日本で起業してリハビリサービスをやる」という約束が根底にあったので、ちょうど良いタイミングかなと。

 

最初は大変でした。

オープンの日の前日が結納の日だったんです。家庭を立ち上げるタイミングと会社を立ち上げるタイミングが同時に来たんです(笑) だからその時のことはよく覚えていないくらい。

 

仕事に関しては精一杯楽しめていたし、楽しむようにしていました。お客さんが集まって来るにしたがってやってることは恐らく間違ってないだろうなと思ってたんですけど、会社というものをどういう風に創り上げて行くのか、自分が代表としてどういう風に取りまとめていくのかノウハウというか、経験や知識も全部ゼロですので、当時を振り返ると幼稚だったし分かってないし、それを色んな人がサポートしてくれてたんだろうなと思いますね。

 

最初の店舗は10人くらいでやっていたんですけど狭くて、6、7年後にそこを閉じて現在の中原店をオープンさせることになります。

うちのスタッフは、何というか人間くさく、あたたかい人たちばかりですね。 自分のことはさて置いて、利用者さんのために他のスタッフのためにって動いてくれる人たちがいっぱいいて本当に人間くさい。そういうところが大好きですよ。

 

トータルリハーブのムードを作っているのはスタッフのキャラクターであり、ここに来たら良くなりそうだな、楽しく運動ができそうだなという雰囲気をスタッフが利用者さんと作ってくれているのだと思います。

ケアマネジャーさんに「おたくみたいにわいわい動いているデイサービスは見たことがない」とか、「他はここまではやれてないよね」っていうお言葉はよくいただくのでそこは嬉しいですね。

 

一人一人がすごく頑張ってくれてるのがわかるし、スタッフさんの皆に支えられているので、心の根底でいつも感謝の気持ちを持っています。もっと伝えなきゃダメだなとは思っているんですけどね(笑)

人間くさく、あたたかい仲間たち

一人の理学療法士として

私のリハビリの特徴は、今までの様々な経験で色んな角度から光を当てることができることだと思います。

そこにはたくさんの失敗から学び積み重ねてきたものもあります。

例えば、初めて担当した患者さん。一生懸命やって良くなり退院されたんですが、一ヶ月後に訪問したら寝たきりになってて…あれだけ良くなったのに何故?って。退院後のことまでを思い描けていなかった喪失感と思い上がっていたなという反省で今でも忘れられない大事なエピソードです。

 

この仕事のやりがいは、たくさん「ありがとう」と言ってもらえること。こんなにたくさんありがとうをもらえる仕事は他にないですよね。

また、悲しい話ですけど、エンドステージでお付き合いしているので、お亡くなりになった時にお花をたむけに挨拶に伺ったりする事もあるんですが、その時にうちのデイサービスを行くのをすごく楽しみにしていたんだよという話をいただくんです。それは最期に旅立つ人間が僕らに残してくれるプレゼントだと思っています。

リハビリが好きなんでしょうね。次の目標はうちが作り上げてきたリハビリテーションサービスで社会貢献をしたいと思っています。

 

介護村じゃないですけど居住型のサービスを模索していて、子どもたちや地域の人たちが参入した開かれてた場所にして、「リハビリってこんな面白いんだよ」とアピールして行きたいと考えています。

介護というものをご家族全体をマネジメントする形にして、ご家族の介護離職をできるだけ避けられるように、何かいい箱というかいい器を作って、そこをベースに生活してもらって、ご自分の仕事も充実させながら、介護はしっかりこちらで受け入れられる、そしてちゃんと同居もできるものをずっと模索しているので、それを次のトータルリハーブの目標にしたいと思っています。

 

個人としては、最終的には再び海を渡って日本以外の人たちのお役に立ちたいと思っています。

世界各地で私たちの技術を必要としている方々に自分たちが培ってきたもの、ノウハウを伝えて行きたいです。そこで自分も成長できればいいなと思っています。

次なる夢に向かって―

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